射水市議会 2022-09-08 09月08日-03号
この制度が創設された背景には、人口減少、高齢化の進展に伴う土地利用ニーズの低下や、地方から都市への人口移動を背景とした土地の所有意識の希薄化などにより、不動産登記簿等により調査しても所有者が判明せず、または、判明しても連絡がつかない土地が全国に増加していること、また、近年の空き家の増加に伴い、建物所有者が確認できないなどの問題も増えていることが大きな要因であります。
この制度が創設された背景には、人口減少、高齢化の進展に伴う土地利用ニーズの低下や、地方から都市への人口移動を背景とした土地の所有意識の希薄化などにより、不動産登記簿等により調査しても所有者が判明せず、または、判明しても連絡がつかない土地が全国に増加していること、また、近年の空き家の増加に伴い、建物所有者が確認できないなどの問題も増えていることが大きな要因であります。
その背景には、土地の所有意識の希薄化や、相続の手続が義務化されておらず、後回しにした結果、相続人が増え、わからなくなったことが考えられます。 国土交通省によると、登記簿に最後に所有者に関する登記がされたのが、50年以上前が19.8%、30から49年前が26.3%となっています。これでは、本人はもとより、専門家が相当な日数や費用をかけても、なかなかわからないのではないでしょうか。